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「救急蘇生法の指針(市民用)」の改定について

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一般社団法人日本蘇生協議会により「JRC蘇生ガイドライン2020」が作成され、一般財団法人日本救急医療財団より「救急蘇生法の指針2020(市民用)」が取りまとめられました。

「蘇生ガイドライン2015」との主な変更・修正点は、以下のとおりです。


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傷病者発見時の対応手順において、反応がない場合のほか、反応があるかな

いかの判断に迷う場合又はわからない場合も、心停止の可能性があるものと

して行動する。

呼吸の確認と心停止の判断において、「普段どおりの呼吸か」どうか判断に

迷う場合又は分からない場合も、心停止と判断して胸骨圧迫を開始する。

AEDの電極パッド等について、従来の「小児用パッド・モード」が「未就学

児用パッド・モード」へ、「成人用パッド」が「小学校~大人用パッド」へ名称

が変更された。

令和37月に許可された「オートショックAED」(ショックボタンを有さ

ない自動体外式除細動器)について新たに記載された。

新型コロナウイルス感染症流行期の一時救命措置について、これまで「救急

蘇生法の指針2015(市民用)」の追記として表示されていたが、新たに記載さ

れた。

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今現在、各種講習で使用しております教本、「わかる身につく交通教本」、「高齢者のための交通教本」、「ルールとマナー」において、事故時の対応と応急処置の記載がありますが「救急蘇生法の指針2015」を参考・引用としており、「救急蘇生法の指針2020」を反映した物は、令和5年春の改訂版からとなる旨の連絡が、発行元の(一財)全日本交通安全協会よりありましたのでお知らせします。

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