出町桝形商店街は、鯖街道の終着点の商店街として、また、生鮮食料品や日用雑貨店など、個性豊かな店舗がつらなる庶民派の「桝形アーケード街」として親しまれています。

河原町通から寺町通の間164ｍにおよぶ桝形通の石畳には、「桝」のデザインが施され、鯖街道をやってきた日本海の魚が地元の子供達に描かれて枡の中で泳いでいます。また、上を見上げると、アーケードには、2代目「若サバちゃん」が気持ちよさそうに泳いでいます。

初代「若サバちゃん」は、石川県の商店街で、今も元気に活躍しているそうです。

桝形商店街は、京都市内でもよく知られた商店街で、遠くから車で来られる方も多く、商店街では、お買い物をされた額に応じて出町地下駐車場の割引券をお渡し、違法駐車の抑止に努めておられます。

最近では、フードデリバリー等の自転車が商店街を勢いよく走り、歩行者との事故が懸念されることから、ピクトグラムの看板を作成し、“商店街の中では、自転車を運転しない”ことを呼びかけています。

自転車といえども、兵庫県では最高約9,500万円の損害賠償請求が裁判所で下されています。京都府でも平成29年7月には、自転車保険の加入が義務化されました。

自転車だからと甘く考えず、運転には、十分注意を払ってください。

URL：出町桝形商店街 (demachi.jp)